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WEBデザイナーが死ぬ時

この記事は闇 Advent Calendar 2013の17日目の為に書いた記事です。

今日で30歳になった。
そこそこ年も食ってきたので、振り返りをしながら今抱えている闇のようなものを書く。

私の職業はWEBデザイナーだ。
WEBデザイナーになる前は繊維系の研究員をやっていて、アパレル向けの開発や特許を書く仕事をしていた。
この業界に入って5年目で、フリーランスになって2年が経とうとしている。
出産で二度休業を挟んでいるので、実質3年半程度の経験だ。

私より経験のある人や、経験はなくても若く優れている人が沢山いる世界だ。
経験も実力もある人が私より安い賃金で早く仕上げてくれる人もいる世界だ。
日本人とは限らない。
ローカリゼーションが得意な人が間に入れば、世界中にそういう自分より優れた人がいる。

他のデザインの世界をあまり知らないのでよくわからないが、
WEBデザインはデザインだけやってるわけにはいかなくて、
コーダー寄りの自分の場合デザインだけでは食っていけない。
とてもデザインのスキルのある人ならそれだけで食っていけるのかもしれないけれど。
フロント側のことを追うのに専念している間に、デザインのスキルがどんどん落ちていく気がして辛くなる。

ぼうっと突っ立っているとあっという間に先を越され、息を切らして追いつこうとしても追いつけない。

素晴らしいサイトやデザインやツールや技術に出会った時は、感動で生き返るような気もするけど、同時に学習コストを考えて辛さを感じてしまう時もある。

この先ずっと何年も走り続けなければならないのかと思うと絶望としか思えないし、
新しい技術やトレンドを追うのを諦めた瞬間に死ぬ。
追いかけてきたものに興味を持てなくなった瞬間死ぬ。
勉強しなくてもいいやと思った瞬間死ぬ。
目が悪くなったり体調を崩してPCに向かう気力が持てなくなった瞬間にも死ぬ。

すぐには死ななくとも、そのまま生き残れるかもしれないけれど、ゆっくりと死に向かう。
今こうやっていつか死ぬかもしれないと思い始めた瞬間からゆっくりと死に向かっているのかもしれない。

自分以外の同じ職種の人はどんな感じなのだろう。
モチベーションを保つ方法を知りたい。